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アクロリンクのOEM

MEXCEL CABLE SERIES

そしていま、さらなる高みへ。驚異のハイテクケーブルMEXCELシリーズ、誕生。
いま、エソテリックブランドでACROLINKプロデュースの究極の伝送特性を極めた新しいケーブルシリーズが誕生しました。最大の特長は、現在市場で得られるオーディオケーブルの周波数特性の高域伝送限界がほぼ1GHz程度であるのに対し7N-DA6100、7N-DA6000にいたっては一挙に18GHzまでフラットという超ワイド化を達成したことです。交流導体抵抗値の変化が極めて少なく、他のMEXCELシリーズも可聴周波数帯域から高域限界周波数まですべての領域においてほぼフラットレスポンスという驚異的なケーブルとなっています。導体素材にはさらに高純度化したストレスフリー7N Cuを使用。内部導体、外部導体ともにストレスフリー7N Cuを使用したMEXCEL絶縁素線を開発、使用しています。MEXCELとは、三菱電線工業株式会社が開発した、新しいエナメル線でその断面形状は平角型となっています。従来、平角エナメル線は断面の長方形の4つの角への絶縁被膜形成が困難で、このため多くは丸導体がやむなく使用されていました。しかし、三菱電線工業株式会社では絶縁樹脂の電気メッキともいえる画期的なMEDIS電着絶縁法を開発。丸導体のような線間の隙間空間のない高密度超高性能コイルの製造を可能としたのです。新しいエソテリックMEXCELシリーズはACROLINKがプロデュースし、この最新テクノロジーを活かした超高性能オーディオケーブルを2社の共同生産によって完成させました。シールド用の編組の高密度化をはじめ、信号導体にも高密度編組を使用。超ワイドレンジオーディオケーブルを実現したのです。MEXCELケーブルはオーディオ分野ではリッツ線と呼ばれる種類に入りますが、断面形状は長方形でありこれを高密度な編組に仕上げています。導体断面積が非常に大きくなるので、表皮効果による高周波特性の劣化の大幅な抑制を実現。外部導体も平角MEXCEL絶縁素線を高密度に編み上げることにより、信号の外部への輻射を抑えています。また平角線を使用することで同じ断面積の丸線よりも導体表面積が格段に広くなるため、断面全体に均一な伝送が可能となり表皮効果をさらに抑制します。同軸タイプのケーブルでは、3重同軸ケーブル構造とし、電磁波等への万全な外来ノイズ対策を施し、2芯シールドタイプでは導体、シールドともに高純度ストレスフリー7N Cuを使用した平角MEXCEL絶縁素線を編み上げています。スピーカーケーブルでは絶縁体上に設けた半導電層により、電磁波等の外来ノイズはもちろん、絶縁体同士の振動摩擦による静電気の発生をも抑制しています。絶縁体素材には宇宙・防衛機器にも使用されるほどの極めて低い誘電率で、かつ誘電率の周波数依存性、温度依存性がなく、周波数帯域、周囲温度に関わらず信号の劣化のない特殊樹脂を使用しています。そしてシースには特殊ポリウレタン樹脂を使用するなど、これまでの常識では考えられなかった高品質素材と精緻な構造設計を駆使し、MIL規格を遥かに凌駕する品質を提供するケーブルの誕生です。こうして達成した全く新しい音世界は、近年富に増えてきた超高級オーディオ機器の能力をフルに引き出し、新しい高密度大容量メディアの情報を損ねることなく伝送します。
独創のストレスフリー、8N Cu。
現在、オーディオケーブルの分野では銅の母材品位を6N、7N、8Nなどと表記されることが多く見られますが、本来、銅の母材品位は差数法で計算されるべきもので、厳密には周期律表の銅以外の全ての金属元素(不純物)を測定し合計を10 0から差し引いた値が純度として表記されるべきものです。しかし、オーディオケーブルの規格として表示規準がない現状では、どの不純物をカウントし、あるいは除外するかによって品位の計算値(純度表示)は変わってしまいます。つまり、値の高い不純物元素を意図的に仕様対象から外すことすら不可能ではありません。たとえば、ごく一般的な日本の銅地金(電気銅)は4N5=99.995純度ですが、特に値(含有量)の高い不純物はAg等数元素であり、たとえばそのAgを差数法の対象から外した場合、Agはおおむね10ppm程度ですからすぐにその銅は5 Nを超える表示が可能となってしまいます。アクロリンクがプロデュースし、ティアックエソテリックカンパニーが取り扱うエソテリックのケーブルは自主的に規定する8N銅として高度な品質保証を要求する半導体用途と同等の母材生産プロセスによって生産された、厳密に99.999999%以上の純度を有するものであって、金属不純物のトータル数が0.01ppm以下である事を原則としており、6NCu材のさらに1 00分の1の不純物の含有量を誇ります。純度6N以上の高純度銅の不純物測定にはG D-Ms(ジーディーマス)と呼ばれる微量測定装置を用いて大半の分析が行われており分析作業自体も高度なノウハウが必要とされます。アクロリンクでは、他ブランドに先駆けて数十種におよぶ分析項目の内、音質に影響があると思われる代表的な元素の分析値を公開。圧倒的な品質によって達成したハイスピード&ハイレスポンス、パワフルかつ繊細、ナチュラルな直接音と澄み切った間接音など、全く新しい音表現をすべてのオーディオファイルに向けて発信して行きます。
ストレスフリー加工は8N素材同様に大きな特長であり、基幹技術でもあります。純度を高め、結晶粒を大きくし、原子配列を極めて健全に仕上げた素材であってもさまざまな段階で曲げなどの外部応力が加わることを避けることはできません。この際、歪み欠陥と呼ばれる乱れが生じる場合があります。通常、伸線加工時にはアニール加工を施して結晶粒の成長を促し、大きな組織に還元しますが問題はリールに巻かざるを得ない流通過程や配線時にも同様に外部応力が加わる点です。エソテリックのストレスフリー製品は独自の特殊焼鈍処理と高純度銅の特性により、あまりに大きな外部応力でない限りセルフアニール現象で組織を健全な状態に復元することを実現した世界でも唯一のケーブルです。伸線加工後の加熱処理時点で原子配列の転移は通常の4 N銅に比べ1/10倍のオーダーを達成、結晶粒の数も1/80〜1/100となっています。さらに電流が流れることによってエージング=セルフアニール環境が促進され残留歪が減少し組織が健全に回復して、より高音質化するのです。
至高の芸術領域へ。時空を越えて遥かな音楽が立ち上がる。パワーケーブルのマイルストーン。
ミラノの大聖堂・ドゥオモは巨大で不思議な音の箱。司教の声が天上からまるで神の声かのように降り注いできます。その声には壮大な残響が付加しているにも関わらず言葉ははっきり聞き取れる。完璧な音響設計。ウィーン・ムジークフェラインの豊穣。その響きは立ち並ぶ彫像の複雑な曲面が創り出すとも。ミラノやウィーンでの音体験を再現したい。空間の面積と高さが見えるような、そしてその空間の限りなく透明な空気感。音声信号とエネルギーのズレのない再生。エソテリックが目指したのは、単品ハイエンドコンポーネントと対等に位置づけられるコンポーネントとしてのケーブルの新しい境地でした。世界で最初かつ現在でも唯一の8NCuを開発・製品化した日本鉱業株式会社を継承、圧倒的にオーディオケーブル分野をリードするアクロリンクと、オーディオファイルに絶大な信頼と実績を誇るオヤイデ電気、2社の協力を得たエソテリックブランドによるパワーケーブルは、異分野のスペシャリストによるコラボレーションが秘めた可能性に期待したからに他なりません。フィールドの異なるミュージシャンが出会って想像もつかない新しい音楽(たとえばバッハとジャズ、サンバとジャズ=ボサノバ)が生まれることがあるように。各コンポーネント、シグナルケーブルはすでに極めて高いレベルに達している。しかし…。微かに残る漠とした焦燥。その原因がパワーケーブルにあることが明らかになりつつあります。最新のエソテリックパワーケーブルは、生産工程にあまりにも困難がともなうため残念ながら今回が最終生産となってしまう世界最高純度のアクロリンクストレスフリー8NCuを使用。パワーケーブルの歴史に刻まれるべき頂点の具現として開発されました。コストにとらわれない素材、膨大な経験と理論的根拠に基づく試作、徹底した試聴。低域から超高域まで音調の揃った完成度を追求したのです。この理想的な導体を最新の高級素材ポリオレフィン樹脂で被覆し、内部シースには外来ノイズの遮断および内部ノイズを吸収するアモルファス粉体をポリオレフィン樹脂に練り込むというオーディオケーブルとしては世界初の新素材を開発、充填することにより驚異的なSN比を実現。さらに2重のシールド層を設けるという徹底したノイズ対策構造を経て、UVポリウレタンで仕上げています。聴くべきはむしろその静けさ、気配、なのかも知れません。アクロリンクの、より高い極みへの飽くなき精神が実現したのです。そして鉄成分を全く含まない高品位第2りん青銅に肉厚金メッキをダイレクトに施しパラジウムメッキで仕上げるなどオヤイデ電気のノウハウが集大成として盛り込まれたスペシャルオーダーのパワープラグとIECプラグ。また、特殊樹脂をNC旋盤で削り出し、振動を分散・吸収するスリット入りのエソテリックパワーケーブル専用ボディと削り出しアルミリング、カーボンケブラーコンポジットスリーブなどによる無共振化技術。その成果は、ケーブル本体の構造の異なる2種の製品として結実しました。スタークワッド構造の8N-PC8000、雄大な音場空間に極めて精緻な音像をピンポイントに定位、至上の高解像度が目の覚める俊敏なフットワークを実現します。そしてハイパワー3芯構造の8N-PC8100。最大の特長は低域の解像力とエネルギー伝送力。オーソドックスな、いわゆるピラミッド形のバランスを極めて高次元で展開、安定感ある低域に乗って極めて微細な音の粒子を描きつくす中高域が華麗に舞います。まさにエソテリックグレードというべきクォリティの完成です。
●ACROLINK(R)は株式会社アクロジャパンの登録商標です。
●MEXCEL(R)およびMEDIS(R)は三菱電線工業株式会社の登録商標です。
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